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はじめに
歴史とモダンが融合したロンドンが大好きで、今回の渡英は3回目でした。
今回の旅行に期待していた事は、まさに古き良きものと最近のファッションを肌で感じること。ファッションの仕事に従事している私は町のウィンドウを見に行ったり、ロンドンの町の人々のおしゃれを見ることで現在の自分に良い刺激になるのではないかと思い、参加しました。
インテリアも大好きですが、専門的知識はなく大学のプログラム「インテリアスタイリング」に対しては少々不安もありましたが、物を美しく魅せるという点ではディスプレイに通じるものがあると考え、直接的でなくとも仕事に活かせるのではと考えていました。

授業について
期待と不安を胸に初日を迎えました。クラスは20人程度の小規模なコースでした。私たち日本人以外はロシア、インド、台湾、欧米人でした。ロンドンに在住しているかは不明でしたが、英語はみんな非常に流暢でした。英語があまり話せないのは正直日本人のみ・・・という感じでした。クラスの講師はブリティッシュイングリッシュを話す方だったので、聞き取りには苦労しましたが、日本人の為にレジメを詳しく黒板に書き出して下さったので助かりました。
授業はインテリアをいかに飾るかではなく、どのように感じとって魅せるかというもの、毎日課題が与えられ、一人ずつプレゼンをしていきます。実際にインテリアに関わらずスタイリストを目指している人には、とても実践的なものでした。スタジオでの撮影、プレスショーの会場作りなど、課題は様々でとても新鮮なものでした。同じ課題を与えられても日本人と欧米人では表現の仕方や何からインスピレーションを受けたかが全く違うので聞いているだけでとても勉強になりました。授業は毎日クラスルームで行われるのではなく、デパートやインテリアショップへ実際に出かけ、リサーチしたりするので語学が不安な方でも十分に楽しめます。

世界各国から集まったクラスメートと授業を通じて知り合えたことも私にとってはとてもプラスで現在もクラスメートの一人であった。今でも台湾人の一人とメールのやり取りをしています。

放課後
授業が毎日16:00に終わるので後は自由行動です。時間はたっぷりあるように思われましたが、ロンドンは行くべきスポットが多いので時間は全くと言っていいほど足りませんでした。モダンなホテルのインテリアを見に行ったり、お料理教室に参加したり・・・
今回自由時間の中で最も楽しみにしていたのは、ジミーチューのアトリエ見学でした。
クチュール専門のブティックがあり今回はご本人にはお会い出来ませんでしたが、実際に工房で靴を作っているところを見学させていただきました。想像していたよりはるかに小さな工房で、私たちが訪れた時には、2、3人のスタッフが手作業でオーダーを受けた靴を作っているところでした。ジミー氏のマダムが私たちを快く迎え入れて下さり、サンプル品を特別に購入させてもらいました。一般ではクチュールでオーダーをしない限り、絶対に買えない商品なのですが、私の一生の宝物となりました。

ロンドンのショップはデパート以外、だいたいが18時に閉店するのでお買いものを楽しむにはかなりタイトなスケジュールでした。あらかじめリサーチすることが大切です。食べ物も以前私が訪れた時より比べものにならないぐらい美味しくなっていました。The Berkeley Hotelのプレタポルティー(アフタヌーンティー)は見た目にも楽しめるのでお勧めです。毎シーズンのコレクションをテーマにしたスイーツが楽しめます。

 

最後に
今回の渡英は、私にとって人生を変える旅となりました。古いものも大切にし新しいものと融合したロンドンは、ファッションの本場であり、もと勉強したい!もっと深く知識を得たい!と感じ、1年間の留学を計画中です。
英語のみならず英語で何かを学びとるには、色んなことが吸収できる魅力を持ち合わせている町だと思います。学校の授業そのものはたった5日間でしたが、今までの夏季休暇の中で最も内容の濃い有意義な時間を過ごすことができました。
インテリアに興味がある方も、そうでない方も期待している以上の事を学びとれるはずです。

吉川 円

 
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